「ニートのあした」宣言

プロフィール

ニートはジャズ - 作品集


ニートは、強制労働社会に請求書を おくりつけます。 しごとを わけてやるから、カネを わけろ!

オタクはきもい


常識でしょ?
バカじょないん? ってかバカだし。

卒業式に歌いたくて、「桜ノ雨」を練習していたのですが・・・(63)


http://piapro.jp/bbs/?view=thread&id=13668


理解されることに、なんの価値もない。
もしそうなら、そうでないなら、なんのためにオタクに生まれてきたというのか?


オタクとは何か?
名前である。
オタクでないものが、オタクをつくった。そのことにより、ふつうがはじめて生まれた。順番をまちがえてはいけない。だから、オタクはきもいのである。不安とちょくめんさせられる。


このきもいということについて、わたしに教えてくれた人の一人は、アイリス・マリオン・ヤングだ。


もう一人は、ひびのまことだ。
ひびのまこと 変態 異常 ホモ」を検索せよ。


一人目は、すでに死んだ。二人目は、たぶんまだ生きている。


さて、かのじょたちは、ただそのような事実をせつめいしたのではない。義務についても語った。


オタクにそくして言えば、きもさの限界を更新せよということだ。


拒絶されることをおそれてはならない。
むしろ、きづくべきだ。
それは逆に難しいと。
いかに拒絶され続けることができるか?
それがオタクの課題である。


理解されることをこそ恐れよ。
もし理解されてしまったら、もはや君はオタクではない。


ということは何を意味する?


さうだ。


オタクの敵は誰か?
山のようにいる。
しかし、まず、たたかうべき相手はだれか?
目の前に足が並んでいたら、どれをひっぱるべきか?


初心者コース:オタクを理解するふつうの人を殴る。やり方については、キング牧師が詳しい。キーワードは、緊張関係。
中級コース:ふつうの人に理解されようという大義名分で、自分以外のオタクを切り捨てるようなオタクを殲滅する。マルコムXがノウハウを提供している。けど、実はキング牧師もこっち派。


これが、きみの課題だ。
果たされる日まで、ボイコットする。

初音ミク / 桜ノ雨 】オリジナル曲


なんだこのぬるさは!
これじゃあ、理解されてもしょうがない。わたしでさえ、あるていどまでなら許容できちゃうじゃん。
そのことを恥じよ!


もしカラオケで、↑を入れる奴がいたら、わたしはつぎのようなノリで応ずる。この温度、この角度、この態度で。

空も飛べるはず


そう言えば、「白線流しからして、そういう話だったよな。


わたしは、あれに怒った。
夜間高校生として、どうしても許せない視線があった。




けれども、こういう反論があった。
あれは、「あえて」ぬるくしてるんだ、と。
そうしなきゃ、地上波はありえないんだ、と。
そして、そういう批判も想定済みで、それを可能にしたのがあのドラマにほかならない、って。他にもいっぱい可能にしてる。しかも、そのことへの根源的疑問までも可能にしてるんだとさ。あと、「もっとも弱いもののことを考えろ」とか。ここで異議を申し立てるとしたら、電通よりも悪い、とか。


上等じゃん!
じゃあ、そういう前提で、こっちもdisるから!



ってキレたよ当然。






で、くじけそうになったとき、理論的な正しさを確認させてくれたのが、アイリス・マリオン・ヤングだ。彼女が語ったことには、なんの新鮮味もなかった。結論はおなじだった。けど、彼女のような立場の人がそれを言ってくれたことが、うれしかった。


そんな感情ですらぬるい。たたかうべきだ。それが正しいものの義務だ。ということを確信させてくれたのが、ひびのまことだ。


p.s.
宮崎勤虐殺について。理論的には、オタクの諸君もがんばったと思う。けど、それをひびの日常において実践したか? 丸山眞男というニートがいた。20世紀のことだ。彼は、他の人々と共に、「日本共産党の戦争責任」について提起した。同じ問いを提出したい。

すべて つながっている。

 仕組みとしては単純なはなしです。


 独占がある。差別がある。それだけのことです。



 労働の魅力を 演出するのは なにか。それは独占です。


 希少性という概念がありますね。あれです。イリイチが説明したはなしです。



 いまは非正規労働者。しんどい。だけど、年に一度の採用試験に合格すれば、正社員になれる。正職員になれる。だから、がんばろう。そんな物語を、雇用する側は うそぶくのです。今年は不合格だった。だけど、来年こそは!


 ちょっと まってよ!!!


 同一労働、同一賃金。おなじ仕事してるなら、給料も おなじであるのが当然。


 フリーターという労働形態を 非難する ひともいますが、おかしなはなしです。その職場環境に必要な人材であるならば、労働形態に関係なく、きちんとした給料が しはらわれるべきです。


 独占があるから、競争心が刺激される。そして、足の ひっぱりあいが はじまる。ニートはヒキョウモノだと いいたくなってしまう。



 必要なのは、サクシュを とめること。独占を やめさせること。わかちあうこと。たすけあうこと。



 はたらきたいのに、就職できない ひとがいる。なぜ? 独占があるから。なんで はたらきたいの? それは、独占があるからです。



 ねえ。かんがえてみて。「空気を すいたい!」「空気を すわせろ!」 そんなデモがあるかしら。環境問題が深刻になったら、ありえるかもしれない。けど、たとえば いまの日本で「空気を すいたい!」という要求は うまれないのです。なぜって、だれもが空気を すっているのですから。
 ええ。そうですね。「尊厳死」などといって、人工呼吸器のスイッチを きりたくて しかたのない勢力がいたりもしますね。それを わすれるつもりはありません。
 けどともかく、空気は独占されてはいませんよ。空気に お金はいらないのです。


 独占がなければ、空気の魅力などという物語は うまれません。労働において、サクシュや独占の現実がなければ、労働を 美化する物語は ありえないのです。


 必要なのは、サクシュを とめること。独占を やめさせること。わかちあうこと。たすけあうこと。


 おけ?