「ニートのあした」宣言

プロフィール

ニートはジャズ - 作品集


ニートは、強制労働社会に請求書を おくりつけます。 しごとを わけてやるから、カネを わけろ!

「「ニートのあした」宣言」と「首切り職員村」


こんなにもおおきな注目が京都にあつまっているのはなぜでしょうか? みんな、みています。気になって気になってしょうがない。


おなじことが、日本全国津々浦々、テレビ東京系列の地理番組みたいな勢いでおきているからです。


そういうとき、すこしでも「それはおかしい」とか「わたしはいやです」と言ったとします。するとかならず言われます。いま、どこもそうなんだよ、って。ニュースを見てよ。ぼくだけじゃないでしょ、どの会社でもやってるのさ。こうしないと会社がつぶれる。そしたら、ほんとうに困るのは君たちじゃないか。ある意味、ぼくだって被害者だよ。まったく、いやな世の中だねえ。


けれども京都大学があります。
やはり、これも民間企業です。かつてはみんなのものでしたが、ふと気がつくと私物化されていました。
けれどもブランドは生きています。京都大学です。



もしいま京都にある不正義が放置されたならば、「どこもそう」という一般的な言い訳に、「あの京大までがやってるんだから」という具体性が補足されるでしょう。また、これまで正義の養分を吸って膨らんできた学問というものも、不正義にお墨付きをあたえたことになるでしょう。


どこもそうだから。



「「ニートのあした」宣言」でわたしたちが問題化したかったことの一つは、そのしくみについてです。よりくわしくは、『資本論』でのべました。


さて、京都大学時間雇用職員組合 Union Extasyの闘争は勝利したのでしょうか敗北したのでしょうか? 勝利するのでしょうか敗北するのでしょうか? だれが勝利させるのでしょうか敗北させるのでしょうか? それをだれが判定するのでしょうか? そしてそれはいつ?


http://extasy07.exblog.jp/





それはともかくとして、わたしはいまおもいだしています。「かならずもどってきます」というあの宣言を。