昨年6月の「常野雄次郎さんの言葉と行動を引き継ぐ会」について
昨年6月3日に私たちは「常野裕次郎さんの言葉と行動を引き継ぐ会」を催しました。
常野さんの生き方をあらわすように様々なフィールドから、またフィールドを横断的に活動する多彩なゲストによるトークがなされ、集会後は警察の過剰警備を押しのけてフリースタイルのデモで締められました。
会の趣旨にふさわしい有意義な内容を作れたことを主催一同喜ばしく思う一方で、参加者が安心して参加できる場を作れたかということでは、課題が残りました。
SNS上で、誰であるとの明示こそしないものの敵意の対象をほのめかしながら「殺してやる」「死ぬ」といった脅迫的な書き込みをくり返している人がいました。この人が集会への参加を示唆する書き込みをやはりSNSでおこなっていたために、集会・デモへの参加を見合わせざるをえなかった人が複数名いました。
このように、脅迫によって場の安全をおびやかし、他の人の参加を妨げる行為に対して、主催者一同として憤りをおぼえます。
脅迫行為を犯した人には、その人なりにそれを正当化する理由があるのかもしれません。
しかし、私たち主催は、生き抜くことにこだわります。命を引き換えにして迫ってくる交渉の一切を拒否します。
私たち主催に対してでなくても、そのような脅迫行為によって参加できなくなる人を、ひとりも出したくありません。だからこそ今回、安心して参加できる場を主催者として作れなかったということを主催者として深刻に反省しています。この声明を出すのにここまで時間をかけてしまったことについても、本当にごめんなさい。
《主催・問い合わせ》常野雄次郎さんの言葉と行動を引き継ぐ会実行委員会
jiyutojinkensenyuusuruna@gmail.com